従来にないマイル獲得型カードとして注目を集めていたAMEXスカイ・トラベラー・カードにプレミア版が登場しました。AMEXスカイ・トラベラー・プレミア・カードです。
クラシック版であるAMEXスカイ・トラベラー・カードの特徴は、提携航空会社12社(下表参照)の中から1社を事前に登録し、その航空会社(My favorite airline)の航空券を日本国内外で円建てでその航空会社から直接購入すると100円=3ポイントのメンバーシップ・リワードのポイントが獲得できることでしたが、AMEXスカイ・トラベラー・プレミア・カードでは、対象航空会社12社いずれの航空券であっても日本国内外でその航空会社から直接購入すれば100円=5ポイントのメンバーシップ・リワードのポイントが獲得できるという風にパワーアップされています。
※「直接」とは、その航空会社のWebサイト(www.ana.co.jp、www.jal.co.jp、ja.delta.comなど)から直接購入するか、空港の販売カウンターから直接購入するという意味です。旅行会社、旅行代理店(JTB、楽天トラベルなど)からの間接購入は対象外です。AMEXのメンバーシップ・トラベル・サービス経由であっても対象外です。
以下のどの航空会社の航空券の購入でも、航空券購入代金の5%分のポイントを貯めることができます。
スターアライアンス | ANA(NH)、シンガポール航空(SQ)、スカンジナビア航空(SK) |
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ワンワールド | JAL(JL)、キャセイパシフィック航空(CX)、フィンエアー(AY)、ブリティッシュ・エアウェイズ(BA) |
スカイチーム | デルタ航空(DL)、チャイナエアライン(CI)、アリタリア-イタリア航空(AZ) |
その他 | エティハド航空(EY)、ヴァージン・アトランティック航空(VS) |
1,000ポイント=1,000マイルの比率で上記の航空会社にタイ国際航空(TG)、中国南方航空(CZ)を加えた14社のマイルに交換できますから、マイル還元率は5%。
※ANAマイルへのポイント移行については、「メンバーシップ・リワード ANAコース」への参加費として別途5,250円(年間)が必要です。JALマイルへのポイント移行については、「JAL/AMEXショッピング・マイル・プラン」への参加費として別途9,000円(年間)が必要です。
※JALマイルへのポイント移行サービスは、2014年1月31日を以って終了いたします。JALマイル獲得目的でAMEXスカイ・トラベラー・プレミア・カードを作ることはできなくなります。JALマイル還元率の高いクレジットカードとしては、今後はJALアメリカン・エキスプレス・カード プラチナがおすすめです。
他のエアライン提携カードが太刀打ち出来ないほどの超弩級の還元率も魅力ですが、それよりも、対象航空会社が1社に限定されないということのほうが大きいでしょう。旅行や出張の際、その都度、最適なエアラインを選択することができます。
AMEXスカイ・トラベラー・カードでは、毎年1月から12月の間に獲得できるポイントの上限が60,000ポイントに制限されていましたが、AMEXスカイ・トラベラー・プレミア・カードでは100,000ポイントまで上限がアップしています。
その他の項目でも、クラシック版とプレミア版では以下の比較表のようにスペックが異なっています。
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これでプライオリティ・パスのプレステージ会員無料登録のサービスがついていれば最高だったのですが、ないものねだりですね。
私は既にAMEXスカイ・トラベラー・カードの会員なので、可能ならアップグレード申請したいと思います。